私は、構想によって制度を作り、制度によって社会を変え、 社会のあり方によって、人の心の在り方を変えたいと願っている。
目指すのは、倫理と道徳を基本とした人間の再構成である。 そこに知性が加われば、制度は腐敗せず、権力は独走せず、判断は責任を帯びる。
そのような人間こそが、この制度を動かし、この社会を支えるにふさわしい。 この制度は、そうした人間の誕生を促すための構造である。
そしてこの制度構想の最終目的とは、 三心(倫理・道徳・知性)の心得を体得した人間が増え、 その思想が国家を超えて波及することで、世界全体の秩序と照応が進む未来である。
世界の制度や構造が異なろうとも、 この三心を備えた人間の在り方が共通項として根付き始めるならば、 分断された価値観や制度は、やがて統合へと向かっていくだろう。
この制度構想とは、そうした未来に向けて、 人間の再設計を制度という媒体で支援する営みである。